てすとぷれいやー

てすとぷれいやーのカード日記

ギャラクシールド解説記事

要望があったので書いてみました。

拙い文書ですが、最後までお付き合いください。

 

 

 

 

ギャラクシールドという選択をするだけで、明確な不利対面が旅路一つだけというのが強みだと言えます。
現在のトーナメントシーンにはドラグナーを中心とし、それをメタったデッキが存在しており、これらに勝ち抜くためにはあらゆるメタに対応する必要があります。しかし、このゲームはメイン40枚しか入れることができないので使うカードには限界があります。


デッキ相性の面で明確な優位を確立することができればデッキのスロットに余裕が生まれれ、他のメタに対して強く意識を寄せることが可能になります。
結果、相手側がこちらに対して行う対応策よりも多くのメタを被せることが可能となり、全体を通して有利に戦いやすいという利点があります。

 

 

プレイング

このデッキの核である楯騎士をシールドに置けることが、その後のゲーム展開を決めるため多少損をしても張る価値はあります。

楯騎士依存のデッキなので、楯騎士が連鎖しそうな時は迷わず張りましょう。「止める理由を探すこと」ではなく「止めない理由を探すこと」です。勿論、例外も存在しミラーマッチの際は、お互いLOを狙うのでこのプレイは望ましくありません。

楯騎士に依存するのは問題ないのですが聖騎士に依存するプレイは大問題です。ダイレクトアタックさえされなければ、このゲームは負けないのです。そしてこのデッキは、シールド回復に関してはトップクラスの能力を持っています。なのに無闇に手札を切りシールドを守ると、肝心のシールド回復することができなくなります。そのターン負けないと判断したなら手札を切るのはやめましょう。 

 

基本的に4ターン目まで、盤面干渉できないので、2・3ターンでパルテノンやジョー星等のメタカードを出し時間を稼ぎます。ですので、2コスで動けるカードは8~10枚は欲しいと考えています。

 

勝利手段としては盤面を作り上げてからのビート、耐久によるLOの2本です。8割ビートで2割LOくらいと覚えてもらえれば大丈夫です。

ビートプランはどうやったら勝てるかではなく、どうやったら負けるか?を考えるようにしましょう。負ける要因を1つずつ潰していき、相手を投了させるように動きましょう。

 

 

 

サンプルリスト
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『絶対の楯騎士』

最強のギャラクシールド。

楯騎士が連鎖したときにはもう大宇宙。

コスモを感じろ!!

このデッキのリソース源であるため、これを引けないとかなりじり貧なプレイをしなければなりません。また、強制効果なため使いすぎると山切れになるので気を付けましょう。

 

『雷光の聖騎士』

ギャラクシールドその②。

ぶっちゃけそんなに強くないカード。ゲンムエンペラーがいなければ3枚で十分だと思っています。

基本的にはシールドにある楯騎士の保護、攻め込まれている時の防御手段として使用します。楯騎士でしかリソースを稼ぐことができないデッキなので、なんでもかんでも保護すると何も出来なくなるので扱いが一番難しいカードです。

 

『凄惨なる牙パラノーマル』

次の殿堂候補。MAXパワーー12000で相手の盤面を更地にします。これ1枚で詰むデッキが存在するので、4枚入れない意味がありません。アタッカーに困ったとき、7マナ払って召喚するプレイが存在します。

気を付けなければいけないのが、古の効果シールドゴーです。

表向きであるこのカードがシールドを離れた時、墓地にいきます。

表向きであるこのカードがシールドを離れた時、墓地にいきます。

大事なので2回書きました。エメラルで回収すると墓地にいきます。

 

『十二神騎』

2ターン目手張りすることで、相手の動きを見た後でそれに応じたメタカードを探すことができる万能カードです。

後述しますが、楯騎士のケアになる動きがあるというのを頭に入れておきましょう。

 

『護天!銀河MAX』『策略のエメラル』

『光魔の鎧』

表向きでシールドに追加できるカード達。

エメラル以外は手札が減るというのを理解しましょう。思考停止でパラノーマルを張るとリソースが枯れて捲られるパターンがあります。

 

『龍素記号Xfクローチェフオーコ』

墓地メタ、山回復、0コスブロッカー、封印ケアと4種の役割があります。

白単絶十を回したことがなく、ギャラクシールドを初めて回すという人はクローチェ抜きで練習をしてみるといいでしょう。このデッキ山管理が超重要なので、山回復カードがない状態で練習するのが一番効率がいいと思います。

 

 

『希望のジョー星』『DGーパルテノン~龍の創り出される地~』『DG~裁キノ刻~』『奇石ミクセル/ジャミングチャフ

各種メタカード。

ギャラクシールドの良いところは固定枠が非常に少ない為、メタカードを多く投入することができるとこでしょう。環境によって枚数配分、カードが変わるので特に説明することはありません。

 

超次元・GR

相手が先行をとった際、対ドラグナーのメタカードをキープしてくれるので、GR無しでドラグナーの超次元をしておくのがオススメです。

 

 

 

調整記録

ダイナボルト発売1~2週

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初動が4ターン目エメラル・MAX・手張りは弱いと感じていたので、ヘブンズフォース+エメラルギミック組み込んだ構築をしていました。ヘブンズフォースから出せるのがエメラルだけでは、流石に弱いのでシャッフやオーリリア等を投入し、相手のマナ加速呪文を止めて有利をとり時間を稼ぐという戦い方でした。

まだ理解度が低く、余った枠に強そうだという理由でハイドロハリケーンを投入していました。考えればパラノーマルで蓋をしてるのに、さらにマナを消す必要はないです。

 

ダイナボルト発売3週~

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ミニCSがありその時使用したリストです。

結果としては7ー1で優勝。

ギャラクシールド ◯

赤白バイク ◯

カリヤドネ ◯

赤青覇道 ◯

ジョーカーズ ◯◯

赤青覇道 ×◯◯

以前のリストだとヘブフォからエメラルを出した際、楯騎士しか強いカードが存在しなかったので『綺羅星の豪傑』を投入し、動きを少しでも強くしました。

『♪君は煌銀河の正義を見たか?』を2枚投入していますが、正直6マナ払って唱えるカードではありません。これを手打ちするということは、楯騎士が着地しており盤面が完成しています。そこにこれを唱えてもオーバーキル要素でしかありません。

実際、この大会では1度もプレイしませんでした。

 

ヘブフォ型の利点は2ターン目、ヘブフォエメラル楯騎士という最強の動きがあります。しかし、安定性の低さが目立つこと、必要とする枠が多く構築の自由度を下げてしまう2点が痛すぎます。ヘブフォを使って展開したいのであれば、ドラグナーや赤白のほうが強いのでそちらを使用したほうがいいです。

 

 

ドラリンパック発売後
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ダムド・バーンメアが中心の環境でした。

この時期はとにかくシャッフの4宣言でMAXが止められ、エメラルがブロックできないので盾に追加したカードを悉く割られかなり部が悪かったです。

その為、0コストのブロッカーとして使用できるクローチェの採用。以前は、山切れになりかけることはあってもプレイでどうにかなっていたので採用はしていませんでした。

こうしてメイン36枚を固定し残り4枠を以下のカードを入れ換えながら使用していました。

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楯騎士のギャラクシールドを1回発動できれば、着地が簡単かつパラノーマルを使い回せるとしてカリバーをメインアタッカーにしていた時期もありました。

シャッフの4宣言が効かないカードを探し、使ってみるを繰り返していた迷走期間だったと言えます。

 


ゲンムエンペラー発売後
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ミニCSがあったためその大会に合わせて制作したリストです。

大会の時は、

SHOCkER 2 →マーチス 2

富士山MAX 2→天啓 2

バイナラ 2→カット 2

で使用していました。

ジョー星を張るとこちらのマナドライブも使えなくなるので、大会後はジョー星があっても効果が使用できるクリーチャーに変更しました。

デスザーク ◯

ドラグナー

ドラグナー ×

ネイチャーファイブスター ◯

ドロマーハンデス ◯◯

ドラグナー ◯◯

これまた7ー1で優勝。

・カリヤドネメタとしてwave

・地域のショップ大会でビマナ系増えているようだったのでメタとして墳墓

ドラグナーメタとしてオリジャ

を意識して構築しました。

 

vaultにてデイガドラグナーの練習をしていた際、オリジャを唱えられるとそのまま負けてしまう試合がありました。その経験からオリジャを採用することを決め、4試合ドラグナーと戦い3回プレイし盤面を更地にできたのでかなり感触はよかったです。

ドラグナーは、こちらのメタが早いか相手の動きが早いかのゲームだったので特に言うことはありません。

 

プレイとしては、準決勝の対ドロマーハンデスの試合がギャラクシールドの教材として良い物だったのですが動画撮影していないのが非常に残念です。

その中で行ったプレイをいくつか紹介します。

 

 

①相手のリストを特定する

マッチ制ならではの戦法です。

楯騎士とクローチェを使い回し、相手のリストの特定を開始。これにより、除去札の質と枚数・リソース札・パラノーマルが何枚必要かを確認していきます。

今回は相手がコントロールデッキだった為、細部まで確認しないと突然のウキドゥ等でこちらのプランが崩壊してしまいます。

リストの特定に時間がかかり、1本目は35分程かかりました。2本目はリスト特定が完成していたので、15分程度で終わりました。

 

②ゲームプランを作成する

ドロマーハンデスの最大パワーがウォズレックの6000なので、パラノーマルを2枚張ることを最優先で行います。完成すればこちらの敗北条件がLOだけになります。

となると超重要なのが山回復のクローチェです。クローチェが2枚入っているとは言え、ハンデスで撃ち抜かれるとキツいのでクローチェをシールドに追加するというプレイを行いました。これにより、ハンデスによって撃ち抜かれることはなくなり絶対安全な場所に置いておくことができます。あとは自分の好きなタイミングでエメラルをプレイし回収すればすぐ山回復をすることができます。

相手としてはクローチェを撃ち抜くことが出来なくなるので、安易にハンデスをするとこちらの墓地が増えクローチェをプレイされると山を増やされるという状態になるのでハンデスする意味がなくなります。

 

③相手に除去させる

ここまでくればあとは簡単で相手に除去札を使わせるだけです。②で述べたプレイは場に出たエメラル・クローチェは何もしなくなるので、相手に除去してもらう必要があります。

マナを4か5マナで止めオリジャでクローチェがボトムにいくよう調整し、エメラルでシールドを攻撃していき、楯騎士・聖騎士をギャラクシールドで展開するだけです。

あとは相手がテック団やオリジャを使用してくれるのでエメラル、クローチェを使い回すことができます。

 

④自分で墓地肥やし

ジョー星の無駄な張り替え、わざと被らせて墳墓プレイ、MAX呪文の空うち等を行い自分の墓地を増やしクローチェをプレイした際、山が増えるように立ち回ります。

 

楯騎士を使って回すので、シールドが増えていき使いすぎるとこちらの山が減っていきます。そういう時は、エメラルで十二神騎・聖騎士を追加します。何故、手張りではなくエメラルで追加するのか?となりますよね。

ターン開始時にギャラクシールド効果で、シールドからプレイします。すると、シールドが1枚減ります。

ギャラクシールドだとシールドの枚数は±0ですが、エメラルは入れ換えているのでシールドの枚数は-1になります。

こうすることでシールドが増えすぎて山がなくなるということがなくなり、あとはエメラルでどつくだけのゲーム。

エメラル最強!!!!

 

②~④を繰り返すだけで勝てます。

簡単!

 

 

最後に

無料記事なのでこの程度で終わりにします。

 

各対面へのプレイが聞きたい方は、直接指導します。

12月の殿堂発表ではパラノーマルくらいしか規制されるカードがないので、楯騎士・聖騎士が安いうちに買っておきましょう。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。
それではまた!👋